撮影 2017年6月27日 つくば植物園 撮影 2013年8月2日 つくば植物園

  カワラサイコ (河原柴胡) 別名:

英名:Chinese cinquefoil 学名:Potentilla chinensis   バラ科 キジムシロ属

・ 原産地:日本(本州、四国、九州)、朝鮮、中国、、台湾、モンゴル、ロシア。
・ 多年草。
・ 日当たりのいい河原や砂地に生える。
・ 茎は根元から枝分かれをし、やや斜上して広がる。赤みを帯びていて、長い毛が密集している。
・ 直径1〜1.5cmの5弁の花を茎先や枝先に1個ずつつける。
・ 花の色:黄色。
・ 花期は6月〜8月。
・ 葉は小さく分かれた奇数羽状複葉(注)で、裏面は毛が生えて白色。互生。
・ 小葉が13〜27枚くらいで1枚の葉となる。
・ 小葉の形は倒披針形で、羽状にさらに深く裂け、先は鋭く尖っている。
・ 小葉と小葉の間に付属の小葉片があるのが特徴である。
・ 草丈:30cm〜70cmほど。
・ 名前の由来:河原に生えてミヤマサイコの太い根に似ているから。
・ 用途:生薬(解熱、利尿)。
・ 花言葉:「愛の喜び」
・ 9月6日の誕生花。

* (注)奇数羽状複葉:鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される。

* キジムシロ属なので、 キジムシロ、ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、キンロバイの花に似ています。
 (ギンロバイは最近キジムシロ属から独立して、ギンロバイ属として扱われている文献があります)


 
趣味の花図鑑トップページ          いきいき自己実現

アクセスカウンター