・ 原産:日本、千島、サハリン、中国、ヒマラヤ、アメリカ。
・ 日本での分布:北海道・本州中部以北の標高の高い場所。
・ 落葉小低木。
・ 花期は5月〜6月。(高山では6月〜8月)
・ 花弁は5枚で雌しべ、雄しべともに沢山あります。
・ 花は黄色で、径2cm〜3cm。
・ 花柄やがく片には毛が密生します。
・ 葉は複葉で、5枚の小葉を持つ。小葉は長楕円形で長さ3cm〜10cm。
・ 樹高:30cm〜1mほど。幹は曲がりくねって伸びます。
・ 樹皮は赤褐色で古くなると紫褐色になり薄くはがれ落ちます。
・ 名前の由来:花が黄色く、梅の花びらような形に似るところから
・ 属名のPotentilla(ポテンティラ)は、ギリシア語の「potens(力)」の意で、
英語のpotent「力のある」「薬効のある」ことからきているそうです。
・ 用途:鉢植え、盆栽、公園・庭園の植え込み、。
・ 花言葉:「優美」。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*本州の南アルプスや四国では、白花のギンロバイ(銀露梅)が生えます。
*キジムシロ属は世界に500種近くありますがキンロバイ、ギンロバイ
だけが茎が木質化し低木となり、そのほかはすべて多年草です。
*キジムシロ属にはキンロバイ、ギンロバイの他、キジムシロ、オヘビイチゴ、 ヒメヘビイチゴ、カワラサイコなどがあります。
*キンロバイ、ギンロバイをキンロバイ属と独立させた文献もあります。
|