撮影 2009年4月2日 向島百花園 果実 撮影 2010年9月29日 つくば植物園


  キブシ (木五倍子)  別名:キフジ(木藤)

学名:Stachyurus praecox  キブシ科 キブシ属

・ 日本原産。北海道〜九州に分布。
・ 雌雄異株の落葉低木。
・ 高さ3m〜4m。
・ 花期は3月〜5月の葉をつける前。
・ 淡黄色の花を穂状につける。花茎は枝の各節から出て垂れ下がり、それに一面に花がつく。
・ 穂状花序の長さは、5cm〜10cm。一つ一つの花の長さは7mm程。
・ 葉は長楕円形で、鋭い鋸歯がある。
・ 葉は長さ6〜12cm、幅3〜5cm。
・ 果実は長さ約8mmの楕円形。
・ 名前の由来:果実を染料の原料である五倍子(ふし)の代用として使ったことによる。
・ 用途: 生け花、庭園樹。生薬、
・ 花言葉:「出会い」、「持ち合わせ」。
・ 4月6日の誕生花。

*葉や果実の形や大きさに変異が多く、多くの変種、品種があります。
 ハチジョウキブシ(エノシマキブシ)もその一つです。



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ハチジョウキブシ

撮影 つくば植物園 2010年3月16日果実  撮影 つくば植物園 2010年8月10日

ハチジョウキブシ (八丈木五倍子) 別名:エノシマキブシ(江ノ島木五倍子)

学名: Stachyurus praecox var. matsuzakii キブシ科 キブシ属

・ キブシの変種。
・ 落葉低木。雌雄異株。
・ 分布:八丈島などの伊豆七島。
・ 海岸線近傍の山野に自生しています。
・ 開花期:3月〜4月。
・ 花の色:黄色。
・ 花径:1cmほど。
・ 樹高:3m〜5m。
 
キブシとの違い
・ キブシが日本全国に分布しているのに対し、ハチジョウキブシは関東南部、東海地方、伊豆七島のみに分布。
・ 花径はキブシが7mmほどに対し、ハチジョウキブシは1cmほど。
・ 葉の大きさもハチジョウキブシのほうが大きい。
・ ハチジョウキブシのほうが枝が太く、果実も大きい。

 
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