撮影 2009 年4月22日 つくば植物園 撮影 2009年4月22日 つくば植物園
 
  クマガイソウ (熊谷草) 別名:ホロカケソウ(母衣掛け草) 

英名: Japanese lady's slipper  学名 Cypripedium japonicum   ラン科アツモリソウ属   

・ 原産地は日本・中国・台湾。多年草
・ 分布:北海道南部から九州
・ たいへん不思議な花です。見た瞬間、何これ!!と思ってしまいました。
・ 花は内側から膨らませたような形で、袋状の花弁で、静脈が浮き上がったような網目があります。
・ 花の大きさは8cm〜10cmで、野生ランの仲間では一番大きい。色は紅紫色。
・ 開花時期は4月〜5月。草丈は20cm〜40cm。
・ 葉は対生するように二枚つき、それぞれ扇型の形をしていて、先端にぎざぎざがあります
・ 低山の森林・竹林などに生育し、大きな集団を作りますが、  現在は乱獲され、絶滅危惧?類に指定されています。
・ 名前は、頼朝に仕える鎌倉前期の武将の熊谷直実氏に由来する。
 平氏との一ノ谷の戦いで、平敦盛と戦い、首を取ろうとすると、ちょうど我が子ぐらいの年の若い侍だったので
 逃がしたかったが、 味方軍が押し寄せてきたので、どうせなら自分が討って供養をしようと討ったという話(平家物語)。
・ 別名は、膨らんだ形のこの花の唇弁を、背後からの攻撃に備えて昔の武士が背負った母衣(ほろ)に見立てた。
・ 花言葉は「気まぐれな美人」
・ 4月13日の誕生花

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