撮影 2020年4月10日 つくば植物園

  クロユリ(黒百合) 別名:エゾクロユリ(蝦夷黒百合)

英名:Chocolate Lily  学名: Fritillaria camtschatcensis  ユリ科 バイモ属
  
・原産地は日本(中部地方以北・北海道、千島列島)、ロシア、北アメリカ北西部(アラスカ。
・多年草(球根)
・花期は4月〜5月。
・花は鐘状で、茎先に1〜数個を斜め下向きにつける。
・花被片は6個で、長さ2.5〜3cmの楕円形で、黒紫色になり、網目模様がある。
・花には悪臭があり、英語では「skunk lily(スカンクユリ)」「dirty diaper(汚れたオムツ)」などの別名がある。
・茎は直立して高さ10〜50cmになり、3〜5輪生する葉が数段にわたってつく。
・葉は長さ3-10cmになる披針形から長楕円状披針形で、質は厚く表面はつやがあり、基部に葉柄はない。
・名前の由来:花の色が黒く、ユリ科の植物でありユリの花に似ていることから。
・8月12日の誕生花。
・花言葉:「恋」「呪い」。

*北海道以北の低地に分布する種をエゾクロユリとよび、基本変種とする。
 こちらは、草丈が高く50cmになり、花が3〜7個つく。
*本州や北海道の高山に分布するミヤマクロユリ(変種)と分類する場合がある。
 こちらは、草丈が10〜20cm。花期は6〜8月。
*クロユリはユリ科ですが、ユリ属ではなく、バイモ属に属しています。

バイモ

ユリの種類

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