撮影 2013年9月20日 つくば植物園

オオウサギギク (大兎菊) 

英名:  学名:Arnica sachalinensis    キク科 ウサギギク属

・ 分布:北海道の宗谷地方ピンネシリ岳、礼文島、石狩。国外ではサハリン、ウスリーに分布する。
・ 乾いた草地に生える多年草。
・ 絶滅危惧植物。
・ キク科の植物なので、花は舌状花と中心部の筒状花からなる。
・ 花は茎の先に、直径約5cm〜6cmで黄色の花をつける。
・ 草丈は約40〜60cm。
・ 開花時期は、8月〜9月。
・ 葉の長さ9〜13cm。先は尖り、形は兎の耳を連想させる。
・ 葉の縁には粗くて浅い鋸歯が出る。両面ともに短い毛がある。根出葉は花時にはなくなる。
・ 茎は直立し中部より上で分枝し、無毛。
・ 名前の由来:葉の形がウサギの耳に似ているので、ウサギギク。ウサギギクより花が大きいのでオオウサギギク。
*ウサギギク属の見分け方

           葉に鋸歯   草丈      葉の互生・対生     生息地 
 ウサギギク      ない   20〜30cm  対生           北海道から本州中部の高山
 エゾウサギギク   ない   10〜30cm  上部の葉は互生
 オオウサギギク   ある   40〜60cm  すべて対生       北海道の北部の亜高山帯の草地
 チョウジギク     ある   20〜80cm  対生           本州の日本海側と四国の剣山の山地帯〜亜山地帯
   

 *ノギク(野菊)

 *園芸菊

        
 
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