撮影 2012年11月9日 つくば植物園 |
リュウノウギク (竜脳菊) 英名: 学名:Chrysanthemum japonicum (Makino) Kitam. キク科 キク属 |
・ 原産地は日本。日本固有種。 ・ 本州(福島県・新潟県以西)・四国・九州(宮崎県)に自然分布。 ・ 低山の森林周辺に多く、特に林縁部の日向に出る多年草。 ・ キク科の植物なので、花は舌状花と中心部の筒状花からなる。 ・ 外側には白い舌状花が並び、真ん中の管状花は黄色。舌状花は楕円形で丸みがある。 ・ 花は茎の先端に一個か、せいぜい2〜3個だけつく。径2.5〜5cm。 ・ 種(そう果)は長さ1.8mm。 ・ 草丈は約30cm〜80cm。 ・ 真っ直ぐ立ち上がることは少なく、斜めに伸びる。 ・ 開花時期は、11月初旬〜12月下旬。 ・ 葉は互生して長さ3cm〜6cmの卵形〜広卵形で3中裂、裂片には鋸歯がある。 ・ 表面に細かい毛が生え白っぽく見える。葉をもむと樟脳の香りがするのが特徴。 ・ 名前の由来:茎や葉の香りが、中国から伝わった竜脳(注)という香料に似ている事から。 ・ 用途:若芽や花は山菜として、地上部は入浴剤(リュウマチ、腰痛、冷え性)。 ・ 花言葉:「忠誠心」、「無常の美」。 ・ 11月21日の誕生花。 *この種の種内変異としてはリュウノウギクより一回り大きいワカサハマギクがある。 *注)竜脳:リュウノウジュから採れる精油 *ノギク(野菊) *園芸菊 |
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