実と葉 撮影 2012年10月30日実と花 撮影 2012年11月16日樹皮

シロダモ (白だも) 別名:シロタブ(白椨)

英名:-  学名:Neolitsea sericea  クスノキ科 シロダモ属

・ 原産地:日本、朝鮮、台湾、中国。
・ 日本では本州の山形県と宮城県以西、四国、九州及び南西諸島に分布する常緑高木である。
・ 山地や低地の森林内に生育する常緑高木。
・ 雌雄異株。
・ 葉腋に黄褐色の小花を多数つけ、翌年の秋果実が赤色に熟す。
・ 花径:約4〜5mm。
・ 花の色は黄褐色。
・ 花期は11月。
・ 葉にはきょ歯がなく全縁、革質、先端は尖っている。
・ 葉は互生する(互い違いにつく)、葉柄があり、枝先に集まって付く。
・ 若葉は垂れ下がっている。
・ 葉身は長楕円状披針形で、長さ8〜18cm、幅3〜5cm。3行脈(3主脈)が目立つ。
・ 葉柄は長さ2〜3cm。
・ 果実は長さ12〜15mm、直径1cmくらいの楕円状球形。
・ 果実は10月頃から赤く熟し12月頃まで。
・ 樹皮は紫褐色〜暗褐色。若枝には黄褐色の絹毛がある。
・ 樹皮の表面は平滑であるが小さな丸い皮目が多い。
・ 樹高:大きくなれば10m〜15mに達する。
・ 名前の由来:葉の裏面が白(灰白色)であることから。
・ 用途:建築・器具材、薪炭、ロウソク用油、庭木、防風林。
・ 花言葉: ―。

*葉はクスノキ科の植物でよく見られるように、3行脈が目立っています。
*シロダモの実は、翌年の秋に赤く熟す。従って、赤い実と黄色い花とを、同時期に見ることができる。
  ハマヒサカキも花の一年後に実が熟すので、花と実を同時期に見ることが出来ます。
  サカキヒサカキは花と実は同時期には付けないので、見分けるポイントになります。
*シロダモに似た名でバットなどに使われるアオダモという樹木がありますが、別の科(モクセイ科トネリコ属)の植物です。

 

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