撮影 2016年10月18日 つくば植物園

タカネハンショウヅル (高嶺半鐘蔓)

英名:  学名:Clematis lasiandra  キンポウゲ科 センニンソウ属

・ 原産地:日本(近畿以西〜九州)、台湾。
・ 山地の林縁などに生える。
・ 蔓性で他の樹木などに絡みつく、落葉小低木。
・ 花はその年に延びた葉の根元から出て、下向きに1〜3個咲かせる。
・ 4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はない。
・ 萼片は長さ1.5〜2cm、幅6mmほど。鐘型で先は少し反える。
・ 花の色は淡い紅紫色。
・ 花期は8月〜10月。
・ 葉は若い枝では互生、花をつけるようになると対生する。
・ 2回3出複葉で小葉は卵形〜卵状披針形。小葉の先は尖り、あらい鋸歯がある。
・ 果実は長さ3mmの痩果です。
・ 果実には雌しべの花柱が長く伸びて残り、毛を密生させて羽毛状になります。
・ 蔓の長さ:3mほど。
・ 名前の由来:小高い山地に生えるハンショウヅル。
・ 用途:鉢植え、花壇、切り花。
・ 花言葉:「安全」、「無事」 。

*クレマチス(Clematis) は、キンポウゲ科センニンソウ属のこと。
  園芸用語としては、このセンニンソウ属の蔓性多年草のうち、
 花が大きく観賞価値の高い品種の総称。

*日本産のセンニンソウ属には和名としてはボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅル、クサボタンなどの名を持つものがある。

* ハンショウヅルの名前を持つ種類に、
  タカネハンショウヅル
、   ミヤマハンショウヅル
  ハンショウヅル(ケハンショウヅル)
  トリガタハンショウヅル
  シロバナハンショウヅル
    などがあります。

*〔参考〕センニンソウ

 
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