撮影 2018年10月16日 つくば植物園 | >
ツクシミカエリソウ (筑紫見返り草) 別名:オオマルバノテンニンソウ、トサノミカエリソウ 学名: Leucosceptrum stellipilum (Miq.) Kitam. et Murata var. tosaense シソ科 テンニンソウ属 |
・ 原産地は日本(固有種)。 ・ 茎の基部は木質化するので亜低木とされている。多年草と分類している資料もある。 ・ 本州の広島県・島根県・山口県、四国、九州に分布する。 ・ 低山の森林内に生え、山の木陰に群落を作る。 ・ 長さ10〜18cmの円柱状の花序にシソ科特有の唇形の花を多数つける。 ・ 花は下から咲きはじめ、順次、上方に咲いていく。 ・ 1つの花は長い(8〜10mm)筒形で、4本の雄しべと1本の花柱(雌しべ)が長く突き出ている。 ・ 雌しべの先端は二つに裂けているので識別しやすい。 ・ 花の色は、淡紅色。 ・ 花期は9〜10月。 ・ 葉は対生し、楕円形。8〜20cm、幅3〜5.5cm。葉の縁には鋸歯がある。 ・ 樹高は、40〜100cmほど。 ・ 名前の由来:大形で丸味を帯びた葉を持つテンニンソウの意から。 属名は、ギリシャ語のleuco(=白の)とsceptrum(=笏)の合成語から。 種小名、stellipilumは「星状毛の」の意。/変種名は、「土佐の」の意。 ・ 用途:路地植え、鉢植え。 ・ 花言葉は、なし。原種のミカエリソウの花言葉)は、「詩的な愛」。 * 冬、地上部が枯れても、根が水を吸い上げ、茎からしみ出した水が外気に触れて凍り、霜柱が出来ます。 シモバシラ」という名前の植物と形が似ていると思ったら、両方ともシソ科であった。 |
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