撮影 2009年4月28日 つくば植物園 撮影 2010年5月2日 自宅

 
アマドコロ (甘野老)  別名:イズイ

英名:Solomon's seal 学名:Polygonatum odoratum ユリ科 アマドコロ属

・ 原産地は日本・中国・朝鮮半島。多年草
・ 葉の付け根から1〜2個の筒状の花を下向きに咲かせます。
・ 開花時期:4月〜5月
・ 花の色はクリーム色がかった白で先端は緑がかっています。
・ 花の径は1cmほどで、長さは1.5cm〜2cm。
・ 花の後にできる果実は、熟すと黒っぽい藍色になります。
・ ほとんどが地下茎からの無性繁殖です
・ 葉は互生、表面がやや堅く、少し厚みがあり、裏面が白緑色。斑入りもあります。
・ 草丈は30cm〜60cm。
・ 「アマドコロ」の名は、根茎がヤマノイモ科のトコロ(オニドコロ)に
 似て、甘味があるということから付いたもののようです。
・ 用途:庭(庭石、高木の根じめ、カラーリーフとして)、鉢、切花(茶花)。
・ 誕生花:5月23日。
・ 花言葉:「元気を出して」

ナルコユリとよく似ています。見分け方は、

                  アマドコロ                ナルコユリ
 花と花柄のつなぎ目    突起していない             緑色の突起がある
 茎の形状           ゆるやかな角(かど)がある       まるい
 花柄の分岐         分岐しない                分岐する

 ゆるやかな角(稜)は、手でなぞってみると感触でわかる程度です。
 葉に斑(ふ)が入っているのはアマドコロです。

*葉も花もアマドコロやナルコユリに似ているホウチャクソウとの見分け方。
 ・ ホウチャクソウは茎は途中で枝分かれしています。
  アマドコロやナルコユリは枝分かれせず、一本の茎です。
 ・ ホウチャクソウの花は枝分かれした枝の先端にだけ付きます。
  アマドコロやナルコユリは、茎の葉の付け根のところに付きます。

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