撮影 2018年10月30日 つくば植物園
 
チャンチキモドキ  別名:カナメノキ、ラプシー、ロプシー

英名: 学名:Choerospondias axillaris  ウルシ科 チャンチキモドキ属

・ 原産地は中国南部からタイ、インドに分布し、わが国では九州だけにしか生育しない。
・ 雌雄異株の落葉高木。樹高:15〜25mほど。
・ 灰紫褐色の樹皮は、縦に裂けて薄くはげ落ちる。
・ 暗紫色から赤褐色の花弁が5枚の小さい花が多数集まって咲く。
・ 雄花は5mmほどの大きさで、円錐花序につく。雌花は8mmほどの大きさで、花柄に1つつく。
・ 開花時期は、 5月。
・ 葉は互生する羽状複葉で、小葉は卵状長楕円形、長さは25〜35cmになる。
・ ハゼ科なのでハゼの葉に似ている。
・ 秋には外皮が黄色で2〜2.5cmで、楕円形の果実ができる。
・ 10〜11月ごろになるとセンダンと同じような渋い黄色に熟して落下する。
・ 名前の由来:葉の形がセンダン科のチャンチンに似ていることから。
・ 用途:街路樹、公園樹。ヒマラヤ地域では果実を漬物やキャンディーにして食用したり、数珠の材料にする。

*ウルシ科
 ・カシューナットノキ属  - カシューナットノキ
 ・アストロニウム属    - タイガーウッドやキングウッドなどと呼ばれる
 ・チャンチンモドキ属   - チャンチンモドキ
 ・ハグマノキ属       - ハグマノキ(スモークツリー)
 ・マンゴー属        - マンゴー
 ・カイノキ属         - ピスタチオ、カイノキ
 ・ヌルデ属         - ヌルデ
 ・サンショウモドキ属   - サンショウモドキ、コショウボク
 ・ウルシ属         - ウルシ、ヤマウルシ、ハゼノキ、ヤマハゼ、ツタウルシ

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