撮影 2015年5月31日 つくば植物園

ハマグワ (浜桑) 別名:テリハシマグワ (照葉島桑) 

英名:Aino mulberry  学名: Morus bombycis クワ科 クワ属

・ 原産地は日本。
・ 沿海地に生える落葉高木。広葉樹。
・ 雌雄異株(まれに同株のものもある。)
・ 雄花序、雌花序とも新枝の葉腋に1個ずつ付く。
・ 雄花穂は短円柱形で長さ2-3cm。果穂が楕円形で紫黒色となる。
・ 雄花序は長さ1.5〜2cmの円筒形、雌花序は長さ4〜6mm。
・ 開花期:5月初旬〜5月中旬。
・ 葉は卵形または広卵形。縁には整っていない鋸歯がある。
・ 葉の質はヤマグワと違い厚く光沢があり、鮮やかな緑色でしばしば3裂する。
・ ヤマグワの葉は薄く、つやのある黄緑色で、縁にはあらい鋸歯がある。
ヤマグワは鋸歯の先端がやや丸い。
 (マグワは、きょ歯の先が尖って先端に線状突起がある。)

・ 樹皮は灰色を帯びる。
・ 名前の由来:「浜桑」の意で、浜に生えている桑であることから。
「クワ」は蚕(かいこ)の食う葉(くうは)から転訛クワとなったといわれている。
・ 用途:葉はカイコの餌として古来重要な作物であり、果実は、食用としても利用される。

* クワ科クワ属には、マグワヤマグワ、ハマグワなどがあり、総称して、クワといいます。


      
 
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