撮影 2014年5月30日 つくば植物園 |
ヤマグワ (山桑) 別名: 英名:Aino mulberry 学名:Moris Austlades クワ科 クワ属 |
・ 原産地は日本。 ・ 落葉性低木、広葉樹。 ・ 雌雄異株(まれに同株のものもある。) ・ 雄花序、雌花序とも新枝の葉腋に1個ずつ付く。 ・ 雄花序は長さ1.5〜2cmの円筒形、雌花序は長さ4〜6mm。 ・ 開花期:4〜5月。 ・ 果実になっても長い花柱が残るので表面がざらざらなのが特徴。 (マグワは花柱が短いので、果実になると花柱は目立たず、果実はなめらか。) ・ 果実は、6〜7月に、白緑色→ピンク→赤→黒紫色に熟す。熟すと、甘くて美味しい。 ・ キイチゴのような、柔らかい粒が集まった集合果で、長さ1〜1.5cmの楕円形。 ・ 葉は薄く、つやのある黄緑色で、縁にはあらい鋸歯がある。 ・ ヤマグワは鋸歯の先端がやや丸い。 (マグワは、きょ歯の先が尖って先端に線状突起がある。) ・ 葉の形は、3〜5深裂する分裂葉と切れ込みのない不分裂でハート形に近い楕円形のものがある。 ・ 葉は、長さ 6〜14cm、幅 4〜10cmで互生。 ・ 樹高:3〜15mほど。 ・ 樹皮は灰色を帯びる。 ・ 名前の由来:「山桑」の意で、山に生えている桑であることから。 「クワ」は蚕(かいこ)の食う葉(くうは)から転訛クワとなったといわれている。 ・ 用途:葉はカイコの餌として古来重要な作物であり、果実は、食用としても利用される。 * クワ科クワ属には、マグワ、ヤマグワ、ハマグワなどがあり、総称して、クワといいます。 |
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