樹木 花  撮影 2012年6月24日 つくば植物園

ヒトツバハギ (一つ葉萩)

学名:Securinega suffruticosa (Pall.) Rehd. var. japonica  トウダイグサ科 ヒトツバハギ属

・ 本州(中部地方以西)・四国・九州、朝鮮に自然分布。
・ 丘陵地の斜面や疎林(木がまばらに生えている林)に生える落葉低木。
・ 葉脇に小さな淡黄緑色の花をつける。 
・ 雄花は多数束成し、雌花は少数つく。
・ 花の色は淡い黄緑色。
・ 花期は5月〜7月。
・ 葉は長楕円形で3cm〜5cm程度となり、互生する。
・ 葉は卵形で縁は全縁(ギザギザがない)が小さく波打っている。
・ 実は4mm〜5mmの扁平な球形で熟すと3裂する。6個の種子を弾けて散布する。
・ 果期は10月〜11月。
・ 樹高は2m〜3mほど。樹皮は縦に割れる。
・ 枝は細く、長くしだれる。
・ 名前の由来:似ているハギは3小葉を持つのに対し、本種は単葉であることから「一つ葉ハギ」。
・ 雌雄異株である。
・ 用途:葉に含まれている成分は、小児麻痺の後遺症の治療薬に用いられました。

*マメ科のハギとは全く関係のない植物です。

*ヒトツバハギ(一つ葉萩)(葉が単葉ではあるが、形は3小葉のハギ(萩)に似ているから「一つ葉萩」

*同じ発想で名付けられたのにヒトツバタゴがあります。
  (葉が単葉ではあるが、形はタゴに似ているから「一つ葉タゴ」。



 
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