撮影 2010年8月10日 近所の林縁 撮影 2009年9月16日 つくば植物園
 
ヤマハギ (山萩)  別名:ハギ(萩)

 英名:Japanese bushclover 学名:Lespedeza bicolor    マメ科 ハギ属

     ・ 原産地は日本、中国、朝鮮半島 。落葉半低木。
     ・ 分布:日本では北海道から九州にかけて分布。
     ・ 花は7月から10月にかけて咲きます。
     ・ 花序の柄は長く、葉よりも外側に出て目立つ。顎片の先端は鋭頭。
     ・ 花は紅紫色で長さ約1.5cm。
      (類似種のツクシハギは葉先がやや尖る)
     ・ 葉は3出複葉で互生。
     ・ 名前の由来:山に生えるハギの仲間だから。
       ハギは、毎年、新しい芽が出ることの「生え芽」から「生芽(ハギ)」となったとする説と、
       枝で箒(ホウキ)作ったことから「掃き」が転訛したとする説があります。
     ・ 用途:鉢植え、庭植。
     ・ 花言葉:「思案」、「思い」、「柔軟な精神」、「内気」
     ・ 9月25日の誕生花。

     *マメ科ハギ属には、
      ヤマハギニシキハギ、チョウセンハギ、メドハギマルバハギ
      ミヤギノハギ、ナンゴクチョウセンヤマハギ、シラハギ
      ケハギ、サツマハギ、クロバナキハギ、ヤハズソウ、マルバヤハズソウ
      ネコハギ、タチネコハギ、カラメドハギ、ハイメドハギ、イヌハギ
      マキエハギ、キハギ、ツクシハギ、ソメワケハギ

     *このほか、マメ科植物で、ハギの名を持ったものには、
      ヤブハギ、ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)
      ナンテンハギ (マメ科ソラマメ属)、イタチハギ(マメ科イタチハギ属)

     *ヒメハギはマメ科ではなく、ヒメハギ科ヒメハギ属に属す。
     *ヤマハギとニシキハギの識別
       大変似ていて、植物園のネームプレートを見て、相違点を探したが
       わかりませんでした。
       両面に毛があるのは、ニシキハギの最も簡単な同定ポイントらしい。
       高倍率のルーペで見ないと識別できないようです。

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