撮影 2020年5月27日 つくば植物園

イタチハギ (萩)  別名:クロバナエンジュ

 英名:desert false indigo, bastard indigobush 学名:Amorpha fruitcosa    マメ科 イタチハギ属

     ・ 原産地は北アメリカ(カナダの一部とアメリカ)、メキシコ。日本には大正初期に渡来。
     ・ 分布:アメリカ西部、イタリア、日本にも分布。道端、河川敷、荒地、海岸など
     ・ 落葉低木。
     ・ 花は5月から6月にかけて咲きます。
     ・ 長さ6〜20cmの穂状花序をつける。
     ・ 花序には、長さ約8mmの黒紫色の花を多数つける。旗弁は濃紫色。花糸は紫色で葯は黄色(金粉に見える)。
     ・ 葉は奇数葉状複葉で互生、小葉は長楕円形〜卵形で全縁。
     ・ 果実は豆果。長さ1cm程で、裂開しない。
     ・ 名前の由来:花がイタチのしっぽに似ていて、葉はヤマハギなどハギ(属)に似ていることから。
     ・ 用途:山林の砂防、護岸用など法面緑化。庭植。
     ・ 花言葉:「前向きな恋」。
     ・ 誕生花:―。

     *マメ科植物で、ハギの名を持ったものには、イタチハギ(イタチハギ属)の他に
      ヤブハギ、ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)
      ナンテンハギ (マメ科ソラマメ属)があります。      *マメ科ハギ属には、
      ヤマハギニシキハギ、チョウセンハギ、メドハギマルバハギ
      ミヤギノハギ、ナンゴクチョウセンヤマハギ、シラハギ
      ケハギ、サツマハギ、クロバナキハギ、ヤハズソウ、マルバヤハズソウ
      ネコハギ、タチネコハギ、カラメドハギ、ハイメドハギ、イヌハギ
      マキエハギ、キハギ、ツクシハギ、ソメワケハギ



     *ヒメハギはマメ科ではなく、ヒメハギ科ヒメハギ属に属す。
     *ヤマハギとニシキハギの識別
       大変似ていて、植物園のネームプレートを見て、相違点を探したが
       わかりませんでした。
       両面に毛があるのは、ニシキハギの最も簡単な同定ポイントらしい。
       高倍率のルーペで見ないと識別できないようです。
 

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