撮影 2009年8月28日 つくば植物園 撮影 2010年8月17日 つくば植物園
  
マキエハギ (蒔絵萩)

学名:Lespedeza virgata   マメ科 ハギ属

     ・ 原産地は日本。多年草または半低木。
     ・ 分布:本州、四国、九州の丘陵地の草原や土手の草地。
     ・ 花は8月から9月にかけて咲きます。
     ・ 花の色は白で、一部に紫紅色を帯びる。
     ・ とても細い柄の先に白い小さな花(5mmほど)を付けるのが特徴。
     ・ 葉は3出複葉で互生。長楕円形で、長さ1cm〜2cm。
     ・ 高さが30cm〜70cmと低いのも特徴です。
     ・ 果実は豆果で長さ3mm〜4mm。
     ・ 名前の由来:まっすぐ伸びた細い花柄が蒔絵の手法を思わせるため。
       ハギは、毎年、新しい芽が出ることの「生え芽」から「生芽(ハギ)」となったとする説と、
       枝で箒(ホウキ)作ったことから「掃き」が転訛したとする説があります。


     *マメ科ハギ属には、
      ヤマハギニシキハギ、チョウセンハギ、メドハギマルバハギ
      ミヤギノハギ、ナンゴクチョウセンヤマハギ、シラハギ
      ケハギ、サツマハギ、クロバナキハギ、ヤハズソウ、マルバヤハズソウ
      ネコハギ、タチネコハギ、カラメドハギ、ハイメドハギ、イヌハギ
      マキエハギ、キハギ、ツクシハギ、ソメワケハギ

     *このほか、マメ科植物で、ハギの名を持ったものには、
      ヤブハギ、ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)
      ナンテンハギ (マメ科ソラマメ属)

     *ヒメハギはマメ科ではなく、ヒメハギ科ヒメハギ属に属す。

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