撮影 2009年9月16日 つくば植物園
 
ナンテンハギ (南天萩) 別名:フタバハギ(二葉萩)、アズキナ

英名: 学名:Vicia unijuga    マメ科 ソラマメ属

     ・ 原産地は日本。多年草。
     ・ 分布:北海道から九州まで。
     ・ 日当たりのよい平地や低山の野原に自生しています。
     ・ ヤマハギなどマメ科ハギ属と違い、マメ科ソラマメ属です。
     ・ 花は8月から10月にかけて咲きます。
     ・ 葉の脇から長さ2cm〜4cmの総状花序をつける。
     ・ 花に柄があり、紅紫色の蝶形の花を10個ぐらいつける
     ・ 葉は互生し、2枚の小葉からなる羽状複葉。
     ・ 草丈は50cm〜1mほど。
     ・ 名前の由来:葉が南天に花が萩に似ていることから。
       別名のフタバハギは、小葉2枚が対になって互生する事から。
       別名のアズキナは、ゆでたとき、アズキの匂いがすることから。
       ハギは、毎年、新しい芽が出ることの「生え芽」から「生芽(ハギ)」となったとする説と、
       枝で箒(ホウキ)作ったことから「掃き」が転訛したとする説があります。
     ・ 用途:若い葉や茎は、ゆでて和え物や、おひたし、煮物にするようです。


     *マメ科ハギ属には、
      ヤマハギ、ニシキハギ、チョウセンハギ、メドハギマルバハギ
      ミヤギノハギ、ナンゴクチョウセンヤマハギ、シラハギ、
      ケハギ、サツマハギ、クロバナキハギ、ヤハズソウ、マルバヤハズソウ
      ネコハギ、タチネコハギ、カラメドハギ、ハイメドハギ、イヌハギ
      マキエハギ、キハギ、ツクシハギ

     *このほか、マメ科植物で、ハギの名を持ったものには、
      ヤブハギ、ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)
      ナンテンハギ (マメ科ソラマメ属)

     *ヒメハギはマメ科ではなく、ヒメハギ科ヒメハギ属に属す。

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