撮影 2016年7月22日 つくば植物園

コガネバナ (黄金花) 別名:コガネヤナギ

学名:Scutellaria baicalensis  シソ科 タツナミソウ属

・ 原産地:ロシアの極東地方からモンゴル、中国北部、朝鮮半島。
・ 日本での分布:北海道・本州・四国・九州。
・ 海岸の砂地や砂地に面した草原に生える多年草。
・ 茎の上部の対生する葉の葉腋に1個ずつ花を付け、
  これら2個が同じ方向を向いて咲く唇形花です。
・ 花の長さ:2cmほどで穂状の花序をなして咲きます。
・ 花の色:鮮やかな青紫色。
・ 花期は7月〜8月。
・ 葉は柄がなく、対生し、羽状の切れ込みがある。
・ 長さ3〜5cm、幅0.5〜1cmの披針形 ・ 草丈:30cm〜50cmほど。
・ 名前の由来:根の断面が鮮やかな黄色をしているため。
 別名のコガネヤナギは葉がヤナギのように細いことから。
・ 属名のScutellariaは「小皿」の意味で、下の萼片が小皿のような形になることから。
・ 用途:観賞用(鉢植え、地植え)、生薬(消炎、解熱、抗アレルギー)。
・ 花言葉:「ひそかな輝き」。
・ 8月19日の誕生花。

*タツナミソウ属の花の付き方の特徴
 筒状で先が膨らみ、上が丸く膨らんだ花をつける。
 また、その基部は横に出てすぐに上を向いて曲がり、その先端はまた水平に開く。

*タツナミソウ属
 タツナミソウ:草原や林に自生する。花期は3月〜4月。紫、ピンク、白。
 ナミキソウ:海岸の砂地に自生する。花期は7月〜9月。 青紫色。
 コガネバナ:花期は7月〜8月。花は穂状花序。紅紫色。
 ホナガタツナミソウ:タツナミソウの変種。
 エゾナミキソウ:ナミキソウの変種。葉の先が尖っている。湿地に生える。

*ミズキ科のサンシュユは、ハルコガネバナともよばれています。

 
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