撮影 2010年5月1日 徳島県の小川の石垣 撮影 2010年5月18日 守谷城址公園

撮影 2010年5月1日 徳島県 撮影 2010年5月18日 つくば植物園
 
タツナミソウ (立浪草) 別名:スイモノグサ

学名:Scutellaria indica  シソ科 タツナミソウ属

・ 原産地:日本、朝鮮半島、台湾、インドシナ。
・ 日本での分布:本州(福島県以南)、四国、九州。
・ 野や丘の林の縁や芝草地などに生える多年草。
・ 花は基部で曲がって立ち、まねき猫の手のような形となり、
 下唇は3裂し、内側に紫色の斑点がある。花穂が長い。
・ 花の長さ:花冠は長さ約2cmの唇形。穂状の花序をなして咲きます。
・ 花の色:青紫色、白、ピンク。
・ 花期は4月〜5月。
・ 葉は白い毛が多く、柄のついた丸い卵形の葉を数枚対生する。
・ 葉の長さ1.5〜2.5cm、幅1.5〜2.5cmの広卵形。 鈍い鋸歯。
・ 草丈:20cm〜30cmほど。
・ 名前の由来:花の咲き方と模様が「泡立つ波」を連想させるところから。
 別名のコガネヤナギは葉がヤナギのように細いことから。
・ 属名のScutellariaは「小皿」の意味で、下の萼片が小皿のような形になることから。
・ 用途:観賞用(鉢植え、地植え)、生薬(強壮・通経など・中国では打ち身)。
・ 花言葉:「私の命を捧げます」、「義侠の行為」。
・ 5月22日、7月3日の誕生花。

*タツナミソウ属の花の付き方の特徴
 筒状で先が膨らみ、上が丸く膨らんだ花をつける。
 また、その基部は横に出てすぐに上を向いて曲がり、その先端はまた水平に開く。

*タツナミソウ属
 タツナミソウ:草原や林に自生する。花期は4月〜5月。紫、ピンク、白。
 ナミキソウ:海岸の砂地に自生する。花期は7月〜9月。 青紫色。
 コガネバナ:花期は7月〜8月。花は穂状花序。紅紫色。
 ホナガタツナミソウ:タツナミソウの変種。
 エゾナミキソウ:ナミキソウの変種。葉の先が尖っている。湿地に生える。
 よく似たオカタツナミソウやデワノタツナミソウは花穂が短く、花がまとまったようにつく。

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