撮影 2015年6月20日 つくば植物園

ナミキソウ (波来草)

学名:Scutellaria strigillosa  シソ科 タツナミソウ属

・ 原産地:日本、朝鮮半島、中国、サハリン。
・ 日本での分布:北海道・本州・四国・九州。
・ 海岸の砂地や砂地に面した草原に生える多年草。
・ 茎の上部の対生する葉の葉腋に1個ずつ花を付け、
  これら2個が同じ方向を向いて咲きます。
・ 花の色:鮮やかな青紫色。
・ 花の長さ:2cmほど。 ・ 花期は7月〜9月。
・ 葉は対生し、長楕円形。縁には低い鈍鋸歯がある。
・ 草丈:10cm〜40cm。
・ 名前の由来:2通りあります。
  1.波が打ち寄せるようなところに生えるから。
  2.また花の形が打ち寄せる波に似ているからともいわれる。
・ 属名のScutellariaは「小皿」の意味で、下の萼片が小皿のような形になることから。

*タツナミソウ属の花の付き方の特徴
 筒状で先が膨らみ、上が丸く膨らんだ花をつける。
 また、その基部は横に出てすぐに上を向いて曲がり、その先端はまた水平に開く。

*タツナミソウ属
 タツナミソウ:草原や林に自生する。花期は3月〜4月。紫、ピンク、白。
 ナミキソウ:海岸の砂地に自生する。花期は7月〜9月。 青紫色。
 コガネバナ:花期は7月〜8月。花は穂状花序。紅紫色。
 ホナガタツナミソウ:タツナミソウの変種。
 エゾナミキソウ:ナミキソウの変種。葉の先が尖っている。湿地に生える。

 
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