撮影 2009年6月2 日 つくば植物園
 
ムラサキカタバミ (紫片喰) 別名:キキョウカタバミ(桔梗片喰)

学名:Oxalis corymbosa (=O.martiana) カタバミ科 カタバミ属

・ 南米原産。多年草(耐寒性球根)
・ 分布:本州〜九州。公園や空き地、荒地など
・ 花期:5月〜7月
・ 葉は、3枚ハート形で三つ葉のクローバー(シロツメグサ)に似ています。
 (クローバーとカタバミの葉の違いはカタバミはハート型、クローバーは丸いです)
・ 花はピンク。花の中心部の色が花の先端部よりうすい。雄しべのヤク(葯)が白色
・ 葉はすべて根性葉で、葉柄は長く伸びます。
・ 草丈:10cm〜30cm
・ 地下に太い半透明の鱗茎があります
・ 花言葉:「喜び」、「心の輝き」

・ ムラサキカタバミの仲間で、似た花に次のような種類があります
 見分け方

 カタバミ      :花は黄色    
 イモカタバミ    :花はピンク。花の中心部の色が濃い。雄しべのヤク(葯)が黄色
 ムラサキカタバミ  :花はピンク。花の中心部の色がうすい。雄しべのヤク(葯)が白色
 ベニカタバミ    :花全体が濃いピンク、葯の色は黄色。葉は小さく光沢がある。
 アカカタバミ    :花色は黄、中心部が赤くなることが多い。葉が赤っぽい。
                       (葉が赤紫色のオキザリス「トライアングラリス」とは異なります)
 オキザリス     :別名ハナカタバミと呼ばれ、ムラサキカタバミ(紫片喰)の園芸種です。(注)


(注)オキザリス Oxalis spp.
 オキザリスは、別名:ハナカタバミ(花片喰)とか球根カタバミと呼ばれ、カタバミの仲間です。
 ムラサキカタバミ(紫片喰)の園芸種です。
 カタバミ属のうち球根性のものを、オキザリスというとの説明もあります。
 白、黄、橙、ピンク、濃桃色と花の色も多種です。
 蕾のときと花後、小花柄は下に垂れる
 花期は10月〜4月

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