葉と花
撮影 2012年6月29日 つくば植物園

果実樹皮
撮影 2012年8月31日 つくば植物園

ナツメ (棗)

英名:Jujube, Chinese date  学名:Ziziphus jujuba  クロウメモドキ科 ナツメ属

・ 原産地:中国から西アジアにかけて。日本への渡来は奈良時代以前とされている。
・ 自然分布は中国北部。落葉広葉小高木。
・ 小枝の葉腋に5弁の花が数個ずつ付く。
・ 花径:約5mm。
・ 花は黄緑色。
・ 花期は6月上旬〜7月中旬。
・ 葉は互生し、卵型もしくは卵状楕円形、長さ2〜4cm、鈍鋸歯がある。
・ 葉の表面にはやや光沢があり、裏面は平滑で3個の葉脈が目立つ。
・ 果実は球形ないし楕円形で長さ1.5〜2.5cm、黄褐色に熟す。
・ 果期は9月〜10月。
・ 樹高:4m〜10m。
・ 樹皮は灰褐色で長方形に深く切れ込む。アベマキに似ている。
・ 名前の由来:夏に入って芽が出ること(夏芽)に由来する。
・ 用途:食用(生食用、干して菓子や料理)、生薬。
・ 花言葉:「健康の果実」
・ 9月7日の誕生花。

*同じクロウメモドキ科ナツメ属にサネブトナツメがあります。

*ナツメとサネブトナツメの違いはサネブトナツメに記載しました。

*クロウメモドキ科にはクロウメモドキ属のクロウメモドキもあります。

*ナツメヤシは単子葉植物であり遠縁の別種。果実が似ていることから。

 
 

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