撮影 2013年9月20日 つくば植物園 |
サネブトナツメ (核太夏芽、核太棗) 学名:Ziziphus jujuba Mill. var. jujuba クロウメモドキ科 ナツメ属 |
・ 原産地:中国から西アジアにかけて。日本への渡来は奈良時代以前とされている。 ・ 落葉広葉低木。 ・ 小枝の葉腋に5弁の花が数個ずつ付く。 ・ 花径:約5mm。 ・ 花は小さく、黄緑色。 ・ 花期は6月上旬〜7月中旬。 ・ 葉は互生し、卵型もしくは卵状楕円形、長さ2〜4cm、幅1〜3cm。鈍鋸歯がある。 ・ 葉の表面にはやや光沢があり、裏面は平滑で3個の葉脈が目立つ。 ・ 果実は球形で直径1cmほど。黄褐色に熟す。 ・ 果期は9月〜10月。 ・ 樹高:3m〜4m。 ・ 樹皮は灰褐色で長方形に深く切れ込む。アベマキに似ている。 ・ 名前の由来:ナツメの仲間であるが、ナツメに比べて、実の種子(さね)が大きい(太い)ことから。 ・ 用途:食用(生食用、干して菓子や料理)、生薬。 *ナツメとサネブトナツメの違い ・サネブトナツメのほうが果実が小さい。果実の長さ:サネブトナツメは1cmほど、ナツメは1.5〜2.5cm。 ・サネブトナツメのほうが核(さね)が大きく、果肉が薄い。 ・サネブトナツメの実は酸味が多く、ナツメの実は甘みがある。 ・サネブトナツメの樹高は3〜4m。ナツメは10mにもなる。 ・サネブトナツメの枝には、鋭い棘があります。 *クロウメモドキ科にはクロウメモドキ属のクロウメモドキもあります。 *ナツメヤシは単子葉植物であり遠縁の別種。果実が似ていることから。 |
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