撮影 2012年11月2日 つくば植物園

ノコンギク (野紺菊) 

英名:  学名:Aster microcephalus var. ovatus    キク科 シオン属

・ 原産地は日本。
・ 本州・四国・九州に自然分布。
・ 道ばたや道路脇、畑の周辺、山道や渓流沿いなどに生育する多年草。
・ キク科の植物なので、花は舌状花と中心部の筒状花からなる。
・ 花は茎の先に、径約2.5cmで淡青紫色の舌状花と黄色の筒状花からなる頭花を散房状につける。
・ 種(そう果)は長さ1.5mm〜3mmの長楕円形で先端には4〜6mmの冠毛があります。
・ 草丈は約50cm〜1m。
・ 開花時期は、8月初旬〜11月下旬。
・ 根出葉は柄があって卵状長楕円形、茎葉は柄がなくて卵状楕円形から卵形。
・ 葉の縁には粗くて浅い鋸歯が出る。両面ともに短い毛がある。根出葉は花時にはなくなる。
・ 茎はよく枝分かれする。
・ 名前の由来:野山に生えることから「野」、花の色が淡青紫色から「紺」、花の形が「菊」形から。
・ 用途:若芽や若い花は山菜として利用されます。
・ 花言葉:「忘れられない想い」。
・ 10月28日の誕生花。

・ ノコンギクの舌状花の色の濃いものEを選んで生み出した園芸種がコンギクです。

*ノコンギクとヨメナの見分け方
 1)ノコンギクの種(そう果)には冠毛が多数ある。ヨメナにはない。
 2)ノコンギクの葉の両面には毛がある。ヨメナにはほとんど毛がない。
 3)ヨメナが花序の基部で分枝し、個々の花の柄は長い。
  ノコンギクの花序は途中から上の方で分枝するので、個々の花の柄は短い。

 *ノギク(野菊)

 *園芸菊

        
 
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