撮影 2010年4月15日 つくば植物園果実 撮影 2011年8月10日

  
シデコブシ (幣辛夷/四手拳) 別名:ヒメコブシ(姫辛夷)

英名:Star Magnolia 学名:Magnolia stellata    モクレン科 モクレン属

・ 原産地は、日本。落葉小高木。
・ 愛知県、岐阜県、三重県の一部に自生。
・ 樹高3m〜5m。
・ 開花時期:3月〜4月。 コブシより遅く開花します。
コブシに似ていますがコブシの花びらより細くて長い。
・ また、コブシの花びらは(ガクも含め)6枚ですが、シデコブシは12枚〜18枚です。
・ 花径は7cm〜10cm。
・ 名前の由来:シデコブシ(幣拳)のシデは細長い花弁が平開したさまを、祭事に使う垂れたシデにたとえたもの。
・ 学名のMagnoliaは、18世紀のフランス、モンペリエの植物学教授 「Magnol さん」の名前にちなむ。
・ 用途:庭木、公園。
・ 1月29日、3月24日の誕生花。
・ 花言葉:特になし。


*モクレンに似た種類の見分け方

1.がく片と花弁は同形同大で殆ど区別がつかない
   1-1 花は鐘形、花びら(花被片)は倒卵形で9枚、花の色はクリーム色 → ハクモクレン
   1-2 花は正開し、花被片は倒披針形で12〜18枚、白色ないし淡紅紫色 → シデコブシ
   1-3 シデコブシと似ているがピンク色の花     → ベニコブシ
   1-4 ハクモクレンに似ているが、花の色はピンク → マグノリア・キャンベリー
2.がく片は3枚、花弁より著しく短い
   2-1 花は紫色 → モクレン
   2-2 花は白色
    2-2-1 花の柄の下方に1枚の小さな葉片がある。葉は倒卵形で凹形に短くとがる → コブシ
    2-2-2 花の下方に葉片がなく、葉は広い披針形で、先が鋭くとがる → タムシバ

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