撮影 2010年9月22日 小石川植物園

タニワタリノキ (谷渡りの木) 別名:  

英名:Common gardenia  学名:Adina pilulifera  アカネ科 タニワタリノキ属

・ 分布:日本の九州南部、中国南部、インドシナに分布する。
・ 自然分布:日本では谷沿いのやや湿った岩礫地に見られる
・ 常緑低木あるいは小低木。(樹高:2〜5m)。
・ 上部の葉腋から3〜4cmの花柄が伸び、1個の球形の頭状花序がつく。
・ 頭状花序は直径1cmほどですが、多数の花を付け、細長い花柱を突き出す。
・ 花冠は淡黄色。
・ 開花時期は、8月〜9月。
・ 葉は対生し倒披針形あるいは狭長楕円形で全縁、先端が短く尖り、両面ともに無毛。
・ 葉は、長さ5〜11cm、幅1.5〜3cm。
・ 果実は?果、長さ3-4〜mm。
・ 用途:中国では葉や果実が下痢や腸炎、腫れ物や湿疹、打ち身、外傷の出血などに対して用いられる。
・ 花言葉は「貴方を見つめています」
・ 誕生花:ー。

*【タニワタリノキを連想させる植物】
・ タニワタリノキに似た名前の植物にオオタニワタリ(タニワタリともいう)があります。
  これは、樹木や岩などに着生するシダ植物です。
サワフタギという、沢を塞ぐように伸びる樹形  からつけられた名前の植物。
・ 頭花の形が似たヒゴタイ

* タニワタリノキと同属のシマタニワタギノキとの識別法。
  茎が無毛。
  花期が一か月ほど遅い。
  葉脈の主脈と支脈との角度が直角に近い。

      
 
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