・原産地はヨーロッパ、北アジア。日本へは大正時代の初期に観賞用や薬用植物として渡来。
・分布:日本では現在は、北海道から近畿地方にかけて海岸、道端や草地に野生化。
・花冠は長さ10mm〜15mmほどの唇形で、つけ根の部分に隆起した黄橙色の斑が入る。
・上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。 花冠のつけ根の部分は下に伸びて、長さ1cmほどの距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)になる。
・萼片は5枚。
・花色:淡い黄色。
・花期:9月〜11月。(写真は7月撮影)
・草丈:20cm〜80cm。
・葉は線形で、茎の上部では互い違いに付く(互生)、茎の下部では輪のように付く(輪生)か向かい合って生える(対生)。
・茎は円柱形で、直立する。 茎に毛は生えていない。
・名前の由来:ウンランと花は似ているが、葉が細いのでこの名が付けられた。
英名のtoad(トード)はヒキガエル、flax(フラックス)は淡い黄色とか亜麻(アマ)の意味があります。
・用途:庭植え。
・花言葉:「喜びも悲しみも。
・11月29日の誕生花。
*ウンラン属。
ウンラン、ホソバウンランの他に、マツバウンラン、ムラサキウンラン(別名ヒメキンギョソウ、リナリア)、ツタバウンラン。
マツバウンランの変種でオオバマツバウンランがあるそうです。
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