撮影 2015年5月15日 つくば植物園

コンニャク (蒟蒻) 別名:

英名:Elephant foot、Devil's tongue 学名:Amorphophallus konjac サトイモ科 コンニャク属 

・原産:インドまたはインドシナ半島(ベトナム付近)。日本には奈良時代に渡来。
・分布:東南アジア大陸部に広く分布している。
・扁平な円形の地下茎があり、地上には葉だけを出す。
・茎(実は葉柄)は高さ1mほどに伸び、先端は平らに開いて鳥足状に小葉をつける。小葉は柔らかくてつやがあり、楕円形。
・花は5月頃咲き、全体は黒っぽい紫。
・花は葉が変形した器官「仏炎苞」(下段注)の内側にあり、付属体と呼ばれる器官が根元から上に伸びる。
・開花時の腐った肉のような臭いも特徴で、受粉のために虫を引きつける役割があるとされる。
・名前の由来:「蒟蒻」を呉音で「クニャク」と言ったものが、日本で「コニャク」となり、
「コンニャク」になったとする説もあるようです。
・花言葉:「柔軟」


*注:仏炎苞(ぶつえんほう)
    肉穂花序を包む大形の苞葉(ほうよう)。ミズバショウテンナンショウなどサトイモ科の苞。

*近縁種のヤマコンニャクが日本に生育しているそうです。

*世界一大きい花で、コンニャクの仲間のショクダイオオコンニャクがあります。




 
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