撮影 2017年6月27日 つくば植物園撮影 2015年5月31日 つくば植物園

オオイタビ (大崖石榴) 別名:オオイタビカズラ

英名:Cribing ficus, Creeping rubber plant 学名:Ficus pumila   クワ科 イチジク属

 ・ 原産地は日本(関東以南の海岸地方)、中国南部、東南アジア。
 ・ 常緑つる性木本。雌雄異株。
 ・ 花は壷状の隠頭花序の中に咲き、イチジクコバチ類によって授粉される。
 ・ 花期:5〜7月。
 ・ 葉のわきに楕円形〜球形のイチジク状花のうが1個つく。
 ・ 花は花嚢の内側につくため、外見上、花が見あたらないまま果実が熟します。
 ・ 花後に花嚢は果嚢(果実)となります。
 ・ 果嚢は長さ3.5〜5cm、幅3〜4cmの倒卵形〜球形で紫黒色に熟します。
 ・ 葉は互生し、全縁で卵形、葉先は尖らず、長さ4〜10cmほど。
 ・ イチジクコバチ類の寄生により雄花序が果実様にふくれる。
 ・ 雌花序が受粉すると内部に多数の果実が形成され径5cmほどになり、熟すと花序の壁が破れて外に出る。
 ・ 果実はイチジクに似ている。直径5cmほどになり、雌果嚢は甘く食べられるというが、雄果嚢は食べられない。
 ・ 果実収穫期:11月頃に黒く熟す。
 ・ 用途:食用
 ・ 名前の由来:「イタビ」はイヌビワの別称で、果実がイヌビワに似ていて大きいから。

 ・ 花言葉:「知識」。
 ・ 11月6日の誕生花。

 * イチジク属の仲間
   オオイタビ、ヒメイタビ、イチジクイヌビワアコウ、ガジュマル、イタビカズラ 


 
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