撮影 2010年5月1日 徳島撮影 2011年9月29日 つくば植物園

  ウバメガシ (姥目樫)  別名:イマメガシ(今芽樫)、ウマメガシ(馬目樫)、イソガシ(磯樫)

学名:Quercus phillyraeoides   ブナ科 コナラ属

・ 原産地:日本、中国、朝鮮。
・ 日本での分布は本州の神奈川県以南、四国、九州、それに琉球列島にはわずかに分布がある。
・ 常緑広葉樹。
・ 暖かい地方の海岸部から山の斜面にかけて多くみられる。
・ 花期は4月〜5月。
・ 雄の花被片は直径約2.5mm、本年枝の下部に長さ2〜2.5cmの雄花序を垂らす。
・ 雌花は、本年枝の上部に1〜2個つく。
・ 花の色:黄褐色。
・ 堅果(どんぐり)は長さ2cm前後で楕円形、色は褐色。
・ 2年目の秋に熟す。殻斗は浅い杯状で、瓦状に総苞片が並ぶ。堅果は、果柄に2個づつ付く。
・ 葉は倒卵形で長さ3〜6cm、幅2〜3cm。やや表側に盛り上がっており、周辺には鋸歯がある。
・ また、葉はやや厚くて硬く、表面には強い照りがある。
・ 樹皮には独特の縦方向のひび割れが出る。
・ 樹形はごつごつした感じ。
・ 樹高:5〜6m程度の低木が多い。高いものだと20mにもなる。
・ 名前の由来:春先の若芽がはじめ焦げ茶色をしていて、姥(うば)や馬の目の色に似ているところから。
・ 用途:庭木、生垣。材は緻密で極めて硬く備長炭の原料として利用される。
・ 花言葉:「寛大な愛」、「明るい未来」、「通じ合う心」。



・ コナラ属には次のような種類があります。
  -常緑樹 カシ類 : ウバメガシシラカシ
  -落葉樹 ナラ類 : カシワ、コナラ、ミズナラ、クヌギアベマキ
 
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