・原産地は、ヨーロッパ、地中海沿岸。日本には大正時代初年(1912年)に渡来。蔓性多年草。
・分布:日本国内では本州、四国及び九州。
・道端・住宅街などの石垣のすき間、小川の岸辺などに見られる。
・茎は細く、根際からランナーを出し広がり一部は立ち上がる。
・草丈は20〜60cm。
・花は小さく、花弁の長さは5mm〜8mm程度。
・花色は上唇以外は白色〜淡青色で萼(がく)から白色の距が出て全草無毛。
・上唇が浅く裂け反らないかまたは少し反る。
・下唇の盛り上がった部分にある黄色斑は無毛。
・花期は4月〜6月。
・葉は手のひらを広げたような形。
・葉は長い柄があって、円形で掌状に浅く5〜7裂。互生。
・名前の由来:葉がてのひら状で、花がウンラン(海蘭)に似ていることからこの名がついた。
・用途:園芸植物(ロックガーデン用)
・花言葉:「遠い夢」。
・誕生花:―。
*オオバコ科は、ツタバウンラン、マツバウンラン、キンギョソウ、オオイヌノフグリ、ジギタリスなどがあります。
*ウンラン属。
ウンラン、ホソバウンラン、マツバウンラン、ムラサキウンラン(別名ヒメキンギョソウ、リナリア)、ツタバウンラン。
マツバウンランの変種でオオバマツバウンランがあります。
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