撮影 2016年4月20日 つくば植物園撮影 2011年10月11日 近所の公園撮影 2010年4月23日 つくば植物園
 

クヌギ (橡、椚)  別名:  英名:Sawtooth Oak

学名:Quercus acutissima  ブナ科 コナラ属

        ・ 原産:日本、中国、朝鮮、台湾。落葉高木。
        ・ 日本では岩手県・山形県以南の各地に広く分布する。
        ・ 花期は4月〜5月
        ・ 雄花は黄色い小さな花を付け、10cmほどの房状に垂れ下がる。
        ・ 雌花は葉の付根に非常に小さい赤っぽい花をつける。
        ・ 葉は互生、長楕円形で周囲には鋭い鋸歯がならぶ。
        ・ 葉の長さ8〜15cm。
        ・ 果実は受粉後翌年の秋に直径2cmほどに成熟する。ドングリの中では大きい。
        ・ 果実はほぼ球形で、半分は椀型の殻斗につつまれている。殻斗のまわりにはたくさんの鱗片がつく。
         この鱗片が細く尖って反り返った棘状になっているのがこの種の特徴でもある
        ・ 樹高:15m〜20mになります。
        ・ 樹皮は暗い灰褐色で厚いコルク状で縦に割れ目ができる。
        ・ 名前の由来:食の木(クノキ)、薪の木(クノキ)、国の木(クニノキ)が転訛して「クヌギ」になったと言われています。
        ・ 用途:建築材や器具材、車両、船舶、薪、しいたけ栽培の原木。
        ・ 花言葉:おだやかさ
        ・ 10月16日の誕生花。
   
        *ドングリと言えばクヌギの実ですが、他のブナ科の実もドングリと呼びます。

        *クヌギは幹の一部から樹液がしみ出ていることがある。カブトムシやクワガタなどが樹液を求めて集まる。

        *実は爪楊枝を刺して「こま」として子供が遊んだものです。

        *コナラ属には次のような種類があります。
        -常緑樹 カシ類 : ウバメガシシラカシ
        -落葉樹 ナラ類 : カシワ、コナラ、ミズナラ、クヌギアベマキ

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