撮影 2015年7月16日 つくば植物園

オオバシマムラサキ (大葉島紫)  別名:

  学名:Callicarpa subpubescens クマツヅラ科 ムラサキシキブ属

・ 原産地は、日本。常緑低木。
・ 分布:小笠原諸島。
・ 林縁,明るい林内などに生育。
・ 樹高:4mほど。
・ 5月〜6月頃、紫色の花が咲きます。
・ 果期は10〜11月頃。明るい紫色に熟す。
・ 葉は広卵形。葉の両面ともややざらつく。先端は鋭頭。若枝、葉柄、葉は有毛。
・ 名前の由来:シマ(小笠原諸島)に自生する大形の葉を持つムラサキシキブの意。
・ 属名は、ギリシャ語のcallos(=美しい)とcarpos(=果実)の合成から。
 種小名、subpubescensは「やや細軟毛のある」の意。

* 小笠原諸島に生育するムラサキシキブの仲間
  ウラジロコムラサキ:吹きさらしの乾いた岩場などに生育する。
  シマムラサキ:内陸部の湿った林内に生育する。
  オオバシマムラサキ:明るい林の縁などを好む。
・ 本州のムラサキシキブ属の植物は、すべての個体が 雌としても雄としても機能するが、
  小笠原に固有の3種では、雌株と雄株の区別が存在する。

* 本州のムラサキシキブ属の仲間
  コムラサキムラサキシキブオオムラサキシキブヤブムラサキ

 
 
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