撮影 2009年9月25日 

ソバ (蕎麦) 別名:普通ソバ、甘ソバ、和ソバ

英名:buckwheat, common buckwheat, sweet buckwheat 学名: Fagopyrum esculentum  タデ科 ソバ属

・ 原産地:中国。日本では弥生時代の古墳から発見されている。
・ 一年草。穀物。
・ 茎の先端に総状花序を出し、6mmほどの花を多数つける。
・ 5枚の花弁に見えるのは萼である。
・ 雄しべは8本で、外側5本、雌しべに近い内側3本。
・ 雌しべは1本の先端が分かれ3つの柱頭がある。
・ 花は、夏ソバは6月から8月、秋ソバは9月〜10月にかけて咲きます。
・ 花の色は白、淡紅、赤。
・ 茎の色は緑、淡紅、濃紅。
・ 葉は互生する単葉で、長さ3〜7cmの三角形となり、全縁です。
・ 草丈は60cm〜130cmほど。
・ 果実の果皮色は黒、茶褐色、銀色。
・ 果期:7〜11月。
・ 名前の由来:「そばむぎ」は角(カド)を意味する古語「そば」と「むぎ(麦)」が複合した語で、「角のある麦」という意味から。
  後に「そばむぎ」が略されて「ソバ」と呼ばれるようになった。
・ 用途:食用
・ 花言葉: 「懐かしい想い出」「幸福」
・ 9月11日、9月24日、11月1日、11月3日の誕生花。

* 穀物は一般にイネ科ですが、ソバはタデ科であるのに穀物です。
  同様のイネ科以外の穀類として、アマランサス(ヒユ科)、キヌア(アカザ科)等があります。

*タデ科の主な属
 ・ イヌタデ属 - イヌタデ、オオイヌタデ、アイ(タデアイ)、オオケタデ、ヒメツルソバ、ヤナギタデ、ミゾソバ、タニソバなど
 ・ イタドリ属 - イタドリ
 ・ ギシギシ属 - スイバ、ギシギシ、コナギなど
 ・ ソバ属 - ソバ、チャクチリソバ
 ・ イブキトラノオ属 - イブキトラノオ、ハルトラノオ、ムカゴトラノオ
 ・ ミズヒキ属 - ミズヒキ、チャクチリソバ
 ・ オンタデ属 - オンタデ
 ・ ミチヤナギ属 - ミチヤナギ、アキノミチヤナギ
 ・ アイティゴノン属 - アサヒカズラ
   ・ ミューレンベッキア属- ワイヤープラント

 
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