撮影 2012年7月11日 つくば植物園
 
イワギボウシ (岩擬宝珠)  別名: タキナ

  英名:  学名:Hosta longipes   キジカクシ科(旧ユリ科) ギボウシ属

        ・ 原産地は日本。多年草。
        ・ 分布は関東〜東海の周辺。主に渓流近くの岩場に自生する。
        ・ 細長い花茎を出し、ややまばらに花を付ける。
        ・ 花の内側にははっきりとしたすじがない。
        ・ 花の付け根の小さな葉(苞)は膜状で薄く 開花時には 萎れて脱落。
        ・ 花茎の高さは20cm〜40cmほど。
        ・ 花の色:薄紫色〜紫色 脈はあまり明確に入らない。
        ・ 花径は約4cm。
        ・ 開花期:8〜9月。
        ・ 葉の大きさは10〜15cmで、幅の広い卵形で厚く、表面は滑らかで光沢があります。
        ・ 葉柄に紫黒色の細かな斑点が入る個体が多い。
        ・ 名前の由来は、岩場に咲くギボウシ。
                 ギボウシは蕾が花茎の上に集まっているのが、橋の欄干の擬宝珠に似ることから。
        ・ 用途:庭植え、鉢植え、ロックガーデン。
        ・ 花言葉:(ギボウシ全般)「落ち着き」、「静かな人」
        ・ 7月17日の誕生花

        *コバギボウシオオバギボウシミズギボウシ、トウギボウシ
          キヨスミギボウシスジギボウシ、ハチジョウギボウシ、イワギボウシ
          ウラジロギボウシウナズキギボウシなど。

        *トウギボウシはオオバギボウシの園芸品種です。

        *ウナズキギボウシは別名トサノギボウシで、ヒュウガギボウシのうち、花茎が下部から曲り花序が垂れるもの。

        *コバギボウシは花被片の内側に筋が入るがオオバギボウシには筋が無い。

        *スジギボウシの葉には白い筋が入る。葉の縁はウエーブがかかる。

        *ミズギボウシはコバギボウシに似ているが葉の幅が細い(約2cm)。花被片の脈がはっきりしている。

        *葉の大きさ:オオバギボウシ>ギボウシ>コバギボウシ。

          *ウラジロギボウシの苞は開出しないが、オオバギボウシは開出する。
        *ウラジロギボウシの苞は萎れないが、イワギボウシの苞は萎れる。

        *イワギボウシの変種
         ・サイコクイワギボウシ:四国西部と九州に、
         ・イズイワギボウシ   :伊豆半島と伊豆諸島に
         ・ヒメイワギボウ    :四国東部と近畿地方南部に
         ・オヒガンギボウシ   :西日本に分布しています。

                
 
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