撮影 2017年8月24日 近所の民家

キバナサフランモドキ (黄花サフラン擬) 別名:ゼフィランテス・キトリナ

英名:yellow rain lily 学名:Zephyranthes citrina  ヒガンバナ科(旧ユリ科)タマスダレ属(ゼフィランサス属)

・ 原産地はグアテマラ、メキシコ、キューバ、ジャマイカ。
・ 多年草。産地の日当たりの良い草原に自生の見られる野草である。
・ 花は3〜5cm前後、花被は6裂し黄色。
・ 開花時期は、7月〜9月。
・ 草丈は15〜30cm程度となる。葉は細く幾分多肉質の幅4mm程度の線形である。
・ 葉の色は、緑色。花は上を向いて咲く。
・ ゼフィランテスという名はゼフィランテス属(タマスダレ属)の植物の総称です。
・ 名前の由来:キバナタマスダレとしたいところであるが、既にSternbergia lutea種に対して
       「キバナタマスダレ」の和名があるため用いられないことによる。
・ 用途:鉢植え、花壇。
・ 花言葉は「汚れなき愛」「期待」「潔白な愛」。
・ 9月13日の誕生花。

* よく似た名前で、サフランや、イヌサフランという花があります。

ヒガンバナ科タマスダレ属(ゼフィランサス属)
 ・タマスダレ(Zephyranthes candida)   ペルー原産。最も普及している種で、丈夫で育てやすく、よく分球してふえる。   上を向いて咲く白い花がすがすがしい。ツンツンと立ち上がる葉は常緑性。  ・サフランモドキ(Zephyranthes grandiflora)   ジャマイカ、キューバ、メキシコ、グアテマラ原産。   直径6cm前後のやや大きめのピンク色の花を咲かせる。   異名であるカリナタ(Z.carinata)の名前で流通することも多い。  ・ゼフィランサス・キトリナ(Zephyranthes citrina)ー当ページ   キバナサフランモドキとも呼ばれる。   ガイアナ、トリニダード原産で、寒さにやや弱い。   7月から9月に黄色の花を咲かせる。よく結実し、タネからでも容易にふやすことができる。  ・ゼフィランサス・ロゼア(Zephyranthes rosea)   グアテマラ、西インド諸島原産で、寒さにやや弱い。   サフランモドキよりもやや濃いピンク色の花。  ・モモイロタマスダレ(Zephyranthes taubertiana)   ブラジル原産で寒さに強い。 ピンク色の花は1日でしぼむ。   春咲きで小輪、薄いピンク花の‘紅玉’や、夏咲きで大輪、濃いピンク花の‘桃の里’が流通する。  ・ゼフィランサス・リンドレイアナ(Zephyranthes lindleyana)   ブラジル、メキシコ原産でやや寒さに弱い。4月から6月に直径2〜3cmのピンク色の花を咲かせる。   カバイロタマスダレとも呼ばれる。
* 花が似た近縁の種類にハブランサス(Habranthus)属があります。
  ゼフィランサス(タマスダレ)属は、花を(花茎に対し)上向きに咲かせるのに対し、この種の花は、斜めまたは横向きに咲く。

      
 
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