撮影 2017年7月29日 自宅

サフランモドキ  別名:ゼフィランテス・グランディフローラ、カリナタ

英名: 学名:Zephyranthes grandiflora(=Zephyranthes carinata)ヒガンバナ科(旧ユリ科)タマスダレ属(ゼフィランサス属)

・ 原産地はグアテマラ、メキシコ、キューバ、ジャマイカ。日本には1845年頃渡来。
・ 花は6cm前後、花被は6裂し桃色をしているが濃い桃色から薄い桃色まである。
・ 雄蕊は6本で、先の「葯」は長く「花糸」にT字型について、オレンジ色でよく目立つ。
・ 雌蕊は1本、白くて雄蕊よりも長く突き出している。先端の柱頭は3に裂けている。
・ 開花時期は、6月〜10月。
・ 葉は根生し平たい線形。長さが15〜30cm、幅7mm前後。
・ 葉の色は、緑色だが基部が紅茶褐色帯びる。茎が直立し花は上を向いて咲く。
・ ゼフィランテスという名はゼフィランテス属(タマスダレ属)の植物の総称です。
・ 用途:鉢植え、花壇。
・ 花言葉は「清純な愛」。


* よく似た名前で、サフランや、イヌサフランという花があります。

ヒガンバナ科タマスダレ属(ゼフィランサス属)
 ・タマスダレ(Zephyranthes candida)   ペルー原産。最も普及している種で、丈夫で育てやすく、よく分球してふえる。   上を向いて咲く白い花がすがすがしい。ツンツンと立ち上がる葉は常緑性。  ・サフランモドキ(Zephyranthes grandiflora)   ジャマイカ、キューバ、メキシコ、グアテマラ原産。   直径6cm前後のやや大きめのピンク色の花を咲かせる。   異名であるカリナタ(Z.carinata)の名前で流通することも多い。  ・ゼフィランサス・キトリナ(Zephyranthes citrina)   和名:キバナサフランモドキ   ガイアナ、トリニダード原産で、寒さにやや弱い。   7月から9月に黄色の花を咲かせる。よく結実し、タネからでも容易にふやすことができる。  ・ゼフィランサス・ロゼア(Zephyranthes rosea)   グアテマラ、西インド諸島原産で、寒さにやや弱い。   サフランモドキよりもやや濃いピンク色の花。  ・モモイロタマスダレ(Zephyranthes taubertiana)   ブラジル原産で寒さに強い。 ピンク色の花は1日でしぼむ。   春咲きで小輪、薄いピンク花の‘紅玉’や、夏咲きで大輪、濃いピンク花の‘桃の里’が流通する。  ・ゼフィランサス・リンドレイアナ(Zephyranthes lindleyana)   ブラジル、メキシコ原産でやや寒さに弱い。4月から6月に直径2〜3cmのピンク色の花を咲かせる。   カバイロタマスダレとも呼ばれる。
* 花が似た近縁の種類にハブランサス(Habranthus)属があります。
  ゼフィランサス(タマスダレ)属は、花を(花茎に対し)上向きに咲かせるのに対し、この種の花は、斜めまたは横向きに咲く。

      
 
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