撮影 2009年4月20日 つくば植物園 撮影 2017年5月19日 つくば植物園

 クサノオウ (瘡の王、草の王)

英名:Greater celandine 学名:Chelidonium majus var. asiaticum   ケシ科 クサノオウ属

・ 原産:日本、東アジア温帯
・ 北海道から九州にかけて生育する越年生の草本。
・ 開花時期:4月〜7月が主ですが、9月でも咲いています。
・ 花の色は黄色で、花びらは4枚(4弁花)です。
・ 花径は2cm〜2.5cmほど。枝先に数個花が付きます。
・ 草丈は40cm〜80cmほど。
・ 葉は互生し、1〜2回羽状に深く切れ込む。葉と茎には縮れた毛がある。
・ 名前の由来:瘡(くさ)とは丹毒(たんどく)のこと。それを治す薬草であるということから。
・ 用途:薬草。
・ 花言葉:「思い出」
・ 7月26日の誕生花

*キンポウゲ科やアブラナ科の花との見分け方
 クサノオウの花びらは4枚であり、キンポウゲ科の植物ではないことはわかる。
(キンポウゲ科:セツブンソウニゲラクレマチスアネモネフクジュソウ
 オキナグサラナンキュラスクリスマスローズなど)。
 葉をみると1〜2回羽状に深く切れ込んでいてケシ科の植物である可能性が高い。
 植物体を傷つけると、黄褐色の乳液がでるのはよい目印である。

 
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