撮影 2013年8月28日 つくば植物園

レンゲショウマ (蓮華升麻) 別名: 

学名: Anemonopsis macrophylla キンポウゲ科 レンゲショウマ属

 ・ 原産地:日本固有種。
 ・ 本州(東北地方南部~近畿地方)の太平洋岸の温帯域に分布。
 ・ 山地から深山のかけての湿り気のある落葉林に生える。
 ・ 多年草。(秋には葉や茎は枯れるが、根の状態で冬を越す。)
 ・ 絶滅危惧種。
 ・ 根元から60cm~80cmの花茎を伸ばし、ほんのり紫がかった白花を下向きに咲かせる。
 ・ 1本の花茎に数輪がまばらにつきます。
 ・ 外側に広がった花びらは実際には萼(がく)で、雄しべと雌しべを囲むよう筒状に重なった中央部分が本当の花びらです。
 ・ 花の色は白。
 ・ 花の直径は3~4cmほど。
 ・ 花期は、8月。
 ・ 草丈は40cm~80cmほど。
 ・ 花茎の下部に茎葉と根出葉がある。
 ・ 葉は根生又は茎の下部につき、2~4回3出複葉(2~4回葉軸が枝分かれする)。
 ・ 葉の両面ともに無毛。葉縁の鋸歯は粗い。
 ・ 草丈:40cm~80cm。
 ・ 名前の由来:花がハス(蓮)に、葉がサラシナショウマに似ていることから。
 ・ 学名アネモノプシスは「アネモネに似る」という意味です。
 ・ 花言葉:伝統美。
 ・ 9月4日の誕生花。

 * 群生地:奥多摩の御岳山(みたけさん)。



       * ショウマと名の付く植物
        ・アカショウマトリアシショウマレンゲショウマ、キレンゲショウマ、アワモリショウマ、
         サラシナショウマ、ヤマブキショウマ、シマヤマブキショウマ、ハチジョウヤマブキショウマ、オオバショウマ

       * ユキノシタ科チダケサシ属に属するもの
         トリアシショウマ、アワモリショウマ、アカショウマ、チダケサシ

       * キンポウゲ科サラシナショウマ属に属するもの
         サラシナショウマ、イヌショウマ、レンゲショウマ、オオバショウマ

       * バラ科ヤマブキショウマ属に属するもの
         ヤマブキショウマ、シマヤマブキショウマ、ハチジョウヤマブキショウマ

       * 似たのものとの違い、見分け方

        ・ 同属のアカショウマは、チダケサシの花序によく似ていますが花序の一番下で枝分かれした花茎が長いこと、
          下向きに湾曲することがほとんどであること、また葉先が尾状になっていることで区別できます。
        ・ 同属のトリアシショウマは花序が枝分かれした後さらに枝分かれすること、また、葉先も尾状に伸びていることで区別できます。
        ・ キンポウゲ科のサラシナショウマやイヌショウマも花茎がほとんど枝分かれしないことで区別できます。
        ・ バラ科のヤマブキショウマは、枝分かれした花序の全ての長さがほとんど同じで、円錐塔状でなく放射状に見えることで区別できます。
 
 
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