撮影 2012年6月15日 つくば植物園 |
アカショウマ (赤升麻) 別名: 学名: Astilbe thunbergii ユキノシタ科 チダケサシ属 |
・ 原産地:日本。 ・ 本州、四国、九州に自生する多年草。 ・ 山地の林縁に生える。 ・ 花茎の先に枝分かれした総状花序をつけ、小さな白色の花を多数つける。 ・ 花の色は白。 ・ 花期は、7月。 ・ 葉は互生、3回3出複葉。(3回葉軸が枝分かれする)。 ・ 小葉の葉身は長卵形で葉縁は重鋸歯。長さ4〜8cm、幅2〜4cm。 ・ 草丈:40cm〜80cm。 ・ 名前の由来:漢方薬になるショウマ(升麻)に似ていて、茎の下部や葉柄の基部が赤いため。 * ショウマと名の付く植物 ・アカショウマ、トリアシショウマ、レンゲショウマ、キレンゲショウマ、アワモリショウマ、 サラシナショウマ、ヤマブキショウマ、シマヤマブキショウマ、ハチジョウヤマブキショウマ、オオバショウマ * ユキノシタ科チダケサシ属に属するもの トリアシショウマ、アワモリショウマ、ハチジョウショウマ、アカショウマ、チダケサシ * キンポウゲ科サラシナショウマ属に属するもの サラシナショウマ、イヌショウマ、レンゲショウマ、オオバショウマ * バラ科ヤマブキショウマ属に属するもの ヤマブキショウマ、シマヤマブキショウマ、ハチジョウヤマブキショウマ * 似たのものとの違い、見分け方 ・ 同属のアカショウマは、チダケサシの花序によく似ていますが花序の一番下で枝分かれした花茎が長いこと、 下向きに湾曲することがほとんどであること、また葉先が尾状になっていることで区別できます。 ・ 同属のトリアシショウマは花序が枝分かれした後さらに枝分かれすること、また、葉先も尾状に伸びていることで区別できます。 ・ キンポウゲ科のサラシナショウマやイヌショウマも花茎がほとんど枝分かれしないことで区別できます。 ・ バラ科のヤマブキショウマは、枝分かれした花序の全ての長さがほとんど同じで、円錐塔状でなく放射状に見えることで区別できます。 |
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