シュロ(ワジュロ) | (比較)トウジュロ |
撮影 2016年9月29日 つくば植物園 | 撮影 2017年11月1日 つくば植物園 |
シュロ (棕櫚、棕梠、椶櫚) 別名:ワジュロ 英名:Chusan Palm, Windmill Palm 学名:Trachycarpus fortunei ヤシ科 シュロ属 | |
・ 原産地:日本(九州南部に自生)、中国南部。 ・ 常緑高木。 ・ 雌雄異株で、稀に雌雄同株も存在する。 ・ 幹は円柱形で、分岐せずに垂直に伸びる。 ・ 幹の先端に扇状に葉柄を広げて数十枚の深く裂けた葉をつける。 ・ 葉柄の基部は幹に接する部分で大きく三角形に広がり、幹を抱くような形になっている。 ・ この部分の下端から下に30〜50cmにわたって幹を暗褐色の繊維質が包んでおり、これをシュロ皮という。 ・ 雌株は葉の間から花枝を伸ばし、小さな粒状のクリーム色の花を密集して咲かせる。 ・ 開花期は5月〜6月。 ・ 果実は、直径1cmくらいで、11月〜12月に黒青色に熟す。 ・ 樹高は大きいもので10mくらいになる。 ・ 名前の由来は、属名のトラキカルプスはトラキス(でこぼこ)とカルポス(果実)からなり、果実の形にちなみます。 ・ 用途:庭園樹,幹に生えた毛(繊維)はシュロ縄やたわしの原材料に、葉は帽子や敷物、ハエたたきなど。 ・ 花言葉:「勝利」「不変の友情」「祝賀」「戦勝」「優勝の意」 ・ 10月5日、12月15日の誕生花 * 種類。 シュロ(ワジュロ):葉の先端は垂下る。 トウジュロ(上部写真右):ワジュロよりも樹高・葉面が小さく、組織が固い。そのため葉の先端が下垂しないのが特徴。 アイジュロ:ワジュロとトウジュロの間には雑種。 * ワシュロは、耐寒性に富んでいるので、関東地方でも栽培されている。 * ヤシ科の主な種類の一覧写真 *主なヤシ科の植物 カンノンチク属: カンノンチク、シュロチク シュロ属 : シュロ、トウジュロ ココヤシ属:ココヤシ テーブルヤシ属:テーブルヤシ、ヒメテーブルヤシ、キレバテーブルヤシ ナツメヤシ属 (フェニックス属):カナリーヤシ、ナツメヤシ、シンノウヤシ ピナンガ属 :ピナンガヤシ ヒオフォルベ属:トックリヤシ、トックリヤシモドキ ブテア属 :ブラジルヤシ ショウジョウヤシ属:ショウジョウヤシ、ヒメショウジョウヤシ ビロウ属 :オガサワラビロウ サゴヤシ属 :サゴヤシ サラカヤシ属 :サラカヤシ |
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