撮影 2013年6月7日 つくば植物園
 

トウギボウシ (唐擬宝珠)  別名:オオバギボウシ 

  英名:  学名:Hosta montana F. Maek.   クサスギカズラ科(旧ユリ科) ギボウシ属

        ・ 原産地は日本、東アジア。多年草。
        ・ 分布は北海道中部〜屋久島まで。山地の草原や林縁に見られる。
        ・ 長い茎を伸ばしその先に漏斗形の可憐な花をやや下向きにつけます。
        ・ 高さは50cm〜1m。
        ・ 花の色:白、淡い紫色。
        ・ 花は4〜5cmで細長く、先は6つに裂ける。
        ・ 開花期:6〜8月。
        ・ 葉は馬鈴薯の葉に似ています。葉には長い葉柄があります。
        ・ 葉の長さは20〜25cm。幅は10〜15cmくらいになる。
        ・ 名前の由来は、蕾が花茎の上に集まっているのが、橋の欄干の擬宝珠に似ることから。
        ・ 用途:庭植え、山菜として食用。
        ・ 花言葉:(ギボウシ全般)「落ち着き」、「静かな人」
        ・ 7月17日の誕生花

        *コバギボウシオオバギボウシミズギボウシ、トウギボウシ
          キヨスミギボウシスジギボウシ、ハチジョウギボウシ、イワギボウシ
          ウラジロギボウシウナズキギボウシなど。

        *トウギボウシはオオバギボウシの別名とする説が多いです。

        *ウナズキギボウシは別名トサノギボウシで、ヒュウガギボウシのうち、花茎が下部から曲り花序が垂れるもの。

        *コバギボウシは花被片の内側に筋が入るがオオバギボウシには筋が無い。

        *スジギボウシの葉には白い筋が入る。葉の縁はウエーブがかかる。

        *ミズギボウシはコバギボウシに似ているが葉の幅が細い(約2cm)。花被片の脈がはっきりしている。

        *葉の大きさ:オオバギボウシ>ギボウシ>コバギボウシ。

          *ウラジロギボウシの苞は開出しないが、オオバギボウシは開出する。
        *ウラジロギボウシの苞は萎れないが、イワギボウシの苞は萎れる。



        *オオバギボウシとトウギボウシを1つの種にまとめる見解と、別種とする見解があります。
         筑波実験植物園では前者の見解のようです。

         オオバギボウシとトウギボウシを区別する見解の場合、主に葉の長さと花茎の長さの比率で区別しているようです。

         オオバギボウシ:花茎が葉よりも2倍以上長い(北海道・太平洋側に分布)
         トウギボウシ:花茎が葉よりも1〜2倍長い(日本海側に分布)
         ただ、その中間があり、明瞭には区別できないようです。

              
 
       趣味の花図鑑トップページ          いきいき自己実現



アクセスカウンター