撮影 2012年1月16日 徳島中央公園

クロガメモチ (黒鉄黐)

英名:Kurogane Holly、Round Leaf Holly  学名:Ilex rotunda  モチノキ科 モチノキ属

・ 原産地:日本、台湾、中国、インドシナ。
・ 本州(茨城・福井以西)・四国・九州・琉球列島に産し、国外では台湾・中国・インドシナまで分布する。
・ 低地の森林に多く、しばしば海岸林にも生育する。常緑広葉高木。
・ 雌雄異株。
・ 花径:約4〜5mm。
・ 花の色は淡紫色。
・ 花期は5月〜6月。
・ 葉は長さ5cmほどで楕円形。
・ 葉は革質で楕円形やや波打つことが多く、深緑色。表面につやがある。
・ 葉は互生する(互い違いにつく)。
・ 果実は直径6mmくらいの球形。
・ 果実は10月頃から赤く熟し翌年1月頃まで。
・ 樹高:約10m。
・ 名前の由来:モチノキの仲間で若い枝や葉の軸が紫色を帯びることから。
・ 用途:庭木、公園樹、街路樹、材木は農機具の柄。
・ 花言葉: 「魅力」、「寛容」、「執着」、「仕掛け」。
・12月19日の誕生花。

*モチノキ科の植物には常緑であるものが多いが、ウメモドキ・アオハダなどの数種が落葉である。

*モチノキとクロガネモチの見分け方。
  モチノキは葉が分厚くて黄味がかっている。
  クロガネモチは葉がうすくて上面の緑色が濃く、また葉柄の部分がやや紅色を帯びている。

*モチノキ属
 モチノキ、アオハダソヨゴイヌツゲシナヒイラギアメリカヒイラギセイヨウヒイラギ
 タラヨウ、クロガネモチなどがあります。

 

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