セイヨウヒイラギ (西洋柊) 別名:セイヨウヒイラギモチ

英名:European holly, English holly  学名:Ilex aquifolium  モチノキ科 モチノキ属

・ 原産:ヨーロッパ西部・南部、アフリカ北西部、アジア南西部。
・ 常緑小高木。
・ 雌雄異株。
・ 芳香のある白い小さな花を咲かせる。
・ 花期は4月中旬〜5月中旬。
・ 葉は長さ5〜12cm、幅2〜6cmで、楕円形。
・ 葉は厚い光沢がある革質で硬い。
・ 若い枝や下の枝では葉の縁が数箇所鋭く尖るが、日本原産のヒイラギと同様、老木では全縁となる。
・ 葉は互生する(互い違いにつく)。
・ 果実は直径1cmくらいの球形。
・ 果実は11月頃から赤く熟し翌年1月頃まで。
・ 樹皮は灰色で平滑です。
・ 樹高:約6m〜8m。
・ 名前の由来:西洋原産で葉にヒイラギのような鋭い鋸歯があることから。
・ 用途:生垣、花材、材は白く堅いので、細工物、特にチェスの白駒(黒駒は黒檀など)に使われる。
 葉と赤い実をクリスマスの飾りとする。本家クリスマス・ホーリー。
・ 花言葉: 「永遠の輝き」。
・ 12月11日の誕生花。

*モチノキ属
 モチノキアオハダソヨゴイヌツゲシナヒイラギ、セイヨウヒイラギ、アメリカヒイラギ
 タラヨウ、クロガネモチなどがあります。

*モチノキに似ているので名付けられたネズミモチは、モチノキ科でなく、モクセイ科イボタノキ属です。

*ヒイラギの名の付く植物
   ヒイラギ      :モクセイ科モクセイ属 日本在来種
   アメリカヒイラギ  :モチノキ科モチノキ属
   セイヨウヒイラギ  :モチノキ科モチノキ属
   シナヒイラギ    :モチノキ科モチノキ属
   ヒイラギモクセイ  :モクセイ科モクセイ属 ヒイラギとギンモクセイの雑種。
   ヒイラギナンテン :メギ科ヒイラギナンテン属

 

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