撮影2009年5月27日 つくば植物園 撮影2009年10月28日 つくば植物園
イヌツゲ  (犬柘植)  別名:    

英名:Japanese holly  学名:Ilex crenata モチノキ科 モチノキ属

・ 原産地:日本(北海道〜九州)、朝鮮半島。
・ 常緑低木〜小高木。
・ 花期:5月下旬〜6月。白い小花を多数咲かせます。
・ 雌花は葉の脇に1つずつつく。
・ 花後に赤い実となり、10月ごろ黒熟します。
・ 葉は楕円形で、互い違いに生えます(互生)。
・ 葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)が数個あります。
・ 樹高:2m〜5m。
・ 雌雄異株。
・ 名前の由来:櫛材となるツゲに葉の形が似ているが、役に立たないところから。
・ 用途:生垣や庭木に使われることが多い。
・ 花言葉:「魅惑」、「堅固」、「冷静」、「性質は強健」。

*名前にイヌ(犬)が付くのは、「あまり役に立たないもの」の意味。

*似た名前の木にツゲ(柘植)があります。
  イヌツゲはモチノキ科ですが、ツゲはツゲ科ツゲ属の常緑低木です。

*ツゲとイヌツゲの違い
  ツゲは雌雄同株で、葉は対生し、葉縁に鋸歯はありません。

*モチノキ科の植物には常緑であるものが多いが、ウメモドキ・アオハダなどの数種が落葉である。

*主なモチノキ属
 モチノキアオハダソヨゴイヌツゲシナヒイラギアメリカヒイラギセイヨウヒイラギ、タラヨウ、クロガネモチなどがあります。

 

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