花 撮影 2016年4月20日 つくば植物園 | 実 撮影 2011年12月22日 つくば植物園 |
シナヒイラギ (支那柊) 別名:ヒイラギモチ、ヒイラギモドキ、ヤバネヒイラギモチ 英名:Chinese holly 学名:Ilex cornuta モチノキ科 モチノキ属 |
・ 中国原産の常緑低木です。 ・ 中国東北部、朝鮮半島に分布。 ・ 葉腋に多数の小さな緑色の花が付く。花弁は4枚。 ・ 雌雄異株。 ・ 黄緑色の小さな花(直径5mm)が咲く。 ・ 花期は4月中旬〜5月中旬。 ・ 葉は長さ4〜8cmほど、幅2〜3cmで角ばった楕円形。 ・ 葉は厚い革質で硬い。 ・ 縁には鋭い棘状の鋸歯があるが、特に先端の3個のトゲが大きい。 ・ 日本原産のヒイラギと同様、老木では全縁となる。 ・ 葉は互生する(互い違いにつく)。 ・ 果実は直径1cmくらいの球形。 ・ 果実は11月頃から赤く熟し翌年1月頃まで。 ・ 樹皮は灰色で平滑です。 ・ 樹高:約2m〜5m。 ・ 名前の由来:中国原産で葉にヒイラギのような鋭い鋸歯があることから。 ・ 用途:庭園樹、生垣、薬用 。 ・ 花言葉: 「清廉」。 ・ 12月25日の誕生花。 *シナヒイラギとアメリカヒイラギの見分け方 アメリカヒイラギの葉は楕円形で鈍い緑色をしている。花は本年枝に付きます(単生)。 シナヒイラギの葉は光沢がある。また、シナヒイラギは前年枝に束生する。 シナヒイラギの葉の形は亀の甲のような外形をしているのが目立ちます。 *主なモチノキ属 モチノキ、アオハダ、ソヨゴ、イヌツゲ、シナヒイラギ、セイヨウヒイラギ、アメリカヒイラギ、 タラヨウ、クロガネモチなどがあります。 *モチノキに似ているので名付けられたネズミモチは、モチノキ科でなく、モクセイ科イボタノキ属です。 *ヒイラギの名の付く植物 ヒイラギ :モクセイ科モクセイ属 日本在来種 アメリカヒイラギ :モチノキ科モチノキ属 セイヨウヒイラギ :モチノキ科モチノキ属 シナヒイラギ :モチノキ科モチノキ属 ヒイラギモクセイ :モクセイ科モクセイ属 ヒイラギとギンモクセイの雑種。 ヒイラギナンテン :メギ科ヒイラギナンテン属 |
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