撮影 2012年5月5日 つくば植物園撮影 2012年7月28日 つくば植物園

  ゴマギ (胡麻木) 別名:ゴマキ

学名:Viburnum sieboldii Miq.  レンブクソウ科(旧スイカズラ科) ガマズミ属

・ 日本固有種。本州(主として関東地方以西の太平洋側)・四国・九州・沖縄に分布。
・ 標高50〜1300mの主に低地や丘陵地の落葉樹林に生える。湿気の多いところ。
・ 高さ3m〜7mに達する落葉高木。
・ 花期は4月〜5月。
・ 枝先にピラミッド形の散房花序を付け、白色の花が集まって咲く。
・ 枝は褐灰色で皮目があり、若い枝は緑色。
・ 花の大きさは直径1cmほど。
・ 葉は対生。卵状楕円形。上半部の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
・ 葉の長さ6cm〜15cm、幅3cm〜9cm。表面は暗緑色、裏面は淡緑色で多少の白い毛がある。
・ 葉の表面は葉脈に沿って皺が多く、葉脈がへこんでいる。
・ 果期は8月〜10月。
・ 果実は長さ約8mmの楕円形の核果(注)。赤くなって黒く熟す。
・ 名前の由来:葉を揉むと胡麻(ゴマ)の香りが漂うことから。
・ 用途: 庭木。
・ 花言葉;「勤勉」

(注)核果:梅・桃などのように、外果皮は薄く、中果皮が多肉で、水気が多く、内果皮が硬化して核をなす果実。

*ガマズミ属の主な仲間
 ゴマギガマズミコバノガマズミサンゴジュヤブデマリオオデマリハクサンボク
 セイヨウカンボク、チョウジガマズミ、オオチョウジガマズミ、ヒロハガマズミ、ミヤマガマズミ、ヤマシグレ
 アメリカカンボク、オオカメノキ、オオシマガマズミ、オトコヨウゾメ、カンボク

 
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