撮影 2012年5月5日 つくば植物園 撮影 2012年7月20日 つくば植物園  

ヤブデマリ  (薮手毬) 

学名:Viburnum plicatum var. tomentosum  レンブクソウ科(旧スイカズラ科) ガマズミ属 

・ 原産地:日本。落葉低木。
・ 本州、四国、九州に分布し、沢などの水辺や湿り気のある林縁に自生する。
・ 花期:5月〜6月
・ 中央の小さな本当の花のまわりに、白色の5枚の花弁の装飾花が縁どる。
・ 装飾花は花弁だけが広がったもので、その5枚のうち1枚が極端に小さい。
・ 葉は枝に対生し、形は長楕円形で長さ10cm、幅3〜7cmほど。
・ 7月〜10月に4mm〜6mmの赤い実をつけ、後に黒紫色に熟す。
・ 樹高は3m〜4m。
・ 名前の由来:ヤブ(薮)に生え、テマリ(手毬)の花を咲かせることから。
・ 用途:庭木、生垣、大鉢仕立て。
・ 花言葉:「年輪を美しく重ねる」、「私を見捨てないで」
・ 11月24日の誕生花。

*ガクアジサイと似ていますが・・・
・「ガクアジサイ」などの「アジサイ」の仲間はユキノシタ科。「ヤブデマリ」はスイカズラ科。
・ガクアジサイの装飾花は4枚すべてのガクが大きくなっている。
・ヤブデマリの装飾花は、4枚の大きい花弁と1枚の小さい花弁が基部でくっついている。
 切れ込みの深い合弁花です。

*ガマズミ属の主な仲間
ゴマギガマズミコバノガマズミサンゴジュヤブデマリオオデマリハクサンボク
セイヨウカンボク、チョウジガマズミ、オオチョウジガマズミ、ヒロハガマズミ、ミヤマガマズミ、ヤマシグレ
アメリカカンボク、オオカメノキ、オオシマガマズミ、オトコヨウゾメ、カンボク
 
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